［üi］誠にありがたい事に、８０才になる母はとても元気で友達の家に持って行きたいとコストコに４５センチ角のピザを買いに行った。

誠にありがたい事に、８０才になる母はとても元気で友達の家にピザを持って行きたいと云うので今日一緒にコストコに買い物に行った。

４５㎝ 角のピザは大きくて、友達を驚かせたいと云う要望も満足の様だ。しかも１４００円と美味しい上に安いので母のお気に入りだ。

３００グラムの甘栗が４袋も入った大袋を２つ買い、パストラミビーフやサラダのパックも特大の物を買っていた。誰が食べるん？みたいな。(^_^;)

１８０円のホットドックとフリードリンクも食べてみたいと云うので付き合ったがコーラを結構飲むので驚いた。聞くと平生も出先で小腹が空くと一人でKFCに入ってナゲットと大きいコーラを飲むと云う。

花がらの素敵な杖があって、「可愛いね」と言いしばらく見ていたが「やっぱり杖はお婆さんみたいじゃけえ嫌じゃ」と言い、杖を捨ておいてトットと歩いて行った。やはり少し足を引こずる感じなので持った方が良い様な気もしたが本人がお洒落でないと言うのでしかたが無い。

５年前に事故で骨折し治るかなと思っていたが未だに少し引こずる感じがあって痛ましい。

旅行中にベネゼエラで事故にあったのだが捻挫の治療だけされ、社会主義国の病院の粗末な対応を後になって思い知る。

痛みが収まらないのでフランス領に入ってようやく骨折の処置を受けたらしい。

エジプトで元気にラクダに乗っている写真などがメールで送られて来ていたので、４ヶ月ぶりに両親を出迎えに行った時に足の先から膝の上までギブスで松葉杖を持って明るく手を振る母を見て驚いたのを思い出す。

父は苦笑いしながら後ろからスーツケースを転がしていた。

「普通の人なら死んどったかも知れんよ、うちはバレーをしよったけえ、これぐらいですんだよ。ありがたいね。」と自慢していた。

お役所の車に乗っていて事故にあったのに恨み事も言わない。周りの人の親切だった事をしきりに言って、天性のポジティブ人間だと改めて感じた。

幸福度を計る研究をしている先生のお話によると、宝くじが当たった人が周りの人より幸福度が上がると云う事も無いし、驚く事に事故などで障害を負った人が周りの人より幸福度が落ちる事も無いと云う統計の結果になったらしい。

配偶者を失うなどの外的に起こった事に関しても２年ぐらいの間に幸福度が以前の状態に戻ると云う。

昨年、父の三回忌を済ませ「まだ、寂しいわいね」と云う母だが「今日は楽しかったよ、ありがとうね。」と明るく言ってくれる姿を見ると周りの皆さんのお陰だと嬉しかった。本当にありがたいなと感謝の心で一杯になった。