弥栄あめ『塞翁が馬じゃ!』ameiyasaka

人間万事 塞翁が馬(さいおうがうま)人の吉兆・禍福は変転する。一喜一憂している時間は勿体ない ♪

[üi]自分にだけは絶対に嘘を言ってはいけない

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人に嘘を言うのはやむ終えない事もある


社会生活をしていると、やむ終えず人に嘘を言わないとイケナイ事がある。


これは、聖書でもお許しになっている事だけど…


友人に自信マンマンで婚約者を紹介された時には、例えどう思っていても褒めなくてはならない


素敵な人だねと嘘をついても良い訳だ。


また、円滑に人生を送る為に良い意味での建前と本音を使い分ける必要もある。


思った事を全て言っちゃうのは、やはり子供の技だと思う。


表と裏のある汚い奴だと云う価値観もあるが、腹を割って全て話すと云うのも相手に負担を掛けて失礼だと云う考え方もある。


まあ、これは賛否両論ある訳だが。

自分にだけは嘘を言ってはならない


しかし、自分にだけは決して嘘を言ってはならない。自分で自分を騙し始めると大変な事になる


どうなるかと言うと、次第に何が嘘で何が本当か自分でも解らなくなってしまう。これは本当に恐ろしい。


人に嘘を言った場合は、嘘と本当がセットになって自分の中にあるので整理がつく

どんなに辛いことでも真実を受け入れる


人に対しては辛さを和らげる為に嘘が必要な事もある。


でも自分の辛さを和らげる為に自分に嘘をついたり騙したりすると悪い副作用が大き過ぎる。


深層心理の本当の自分が知っている嘘を表層意識の頭が混乱して解らなくなっているアンビバレンツな状態が続くと精神だけで無く身体にも影響を及ぼす。


お医者さまのお世話になる事態に落ち入る事もままある。原因不明と言いながら自分が原因を作り出している事に気付かなくてはならない。


これは、お医者さまでもなかなか対処が出来ない領域だからだ。本当の事が自分でも解らなくなっているのに、お医者さまといえども人が理解するのは困難だ。

対処法


綺麗事で嘘を言ってはならないと言っても日本語だから意味も解るし頭では必要性も解る。だが、なかなか難しい。


お医者さまのお世話になるまで深刻な状態に落ち入る人は生真面目な人が多いらしい。


逃げてはイケナイと頑なに信じている。でも、どうする事も出来なくて自分に嘘をついてしまう。コレは深刻だ。


人生には前進も突撃もあるが、後退も撤退も迂回もある。逃げる事が必要な場合もある。


動物は危険を感じると咄嗟に逃げるが、人は使命感や責任感で覚悟して逃げない事もある。それはそれで崇高な事だ。


しかし逃げないと行けない時もある。その時に、自分は逃げるのだと言うことを意識して逃げなくてはイケナイ


逃げて無いと自分に嘘をついたり騙したりしては決してイケナイ。


逃げるしか無い時もある事を認めて、逃げても良いのだと言うことを理解する事だ。


意識して逃げる必要がある理由は、嘘をついていると自分が前に向かっているのか後ろに向かっているのか?方向さえ解らなくなるからだ。これでは、再度前進する事も立て直す事も出来なくなって心身が崩壊してしまう。


さらに必要な事は、人に助けを求めることが重要になる。恥ずかしがらないで人に助けを求める事。


逃げても良いと云う理解
人に助けを求めても良いと云う理解


をすれば自分に嘘をついたり騙したりしないで済む様になる。


自分にだけは決して嘘をついてはならない。