弥栄あめ『塞翁が馬じゃ!』ameiyasaka

人間万事 塞翁が馬(さいおうがうま)人の吉兆・禍福は変転する。一喜一憂している時間は勿体ない ♪

[üi]鯛の鯛 「おめでたい!」

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鯛のあら炊きの中から見つけた

鯛の骨の一部です。鯛の形をした骨の事を「鯛の鯛」と言うそうです。

両肩付近にあり一匹に一対(二個)あります。

夕食中に「鯛の鯛」の話が出てたい焼きの形を想像しちゃいました。

江戸時代には「鯛中鯛」と云う言葉が文献に既に出て来て、とてもおめでたいモノとされた様です。

大捜索の開始

先ずはどんな形か解らない。

iPhoneGoogle アプリに向かって「たいのたい」と言うと検索結果が出て来ました。

成る程! たい焼きの形では無かった。


「鯛の鯛」とは硬骨魚の肩帯の骨の一部であり、肩甲骨と烏口骨が繋がった状態の物であると解説。

ポカァ〜ン?

主に胸ビレを、動かす時に使われる骨であると解説。

あの辺か!

捜索の結果、似たようなモノを発見!

しかし、ちょっと違う。骨が複数くっ付いている様なので水洗いする。ゼラチン質のものが取れて「鯛の鯛」が現れた!

おめでたい鯛の中でさらにめでたい形として喜ばれていたと言う事です。日本の食文化の楽しめる感性の一つですね。

お魚を食べながら形の良い骨を見つけて、やぁ〜おめでたい、おめでたい。と喜べるのは本当に幸せな事ですね。