弥栄あめ『塞翁が馬じゃ!』ameiyasaka

人間万事 塞翁が馬(さいおうがうま)人の吉兆・禍福は変転する。一喜一憂している時間は勿体ない ♪

[üi]中国武術、長年やってたのに「気」Qi の本質も解ってなかった。

新カテゴリー「中国武術勉強中」設置の動機・・・

中国武術のお稽古に通っている。これまで自分で学習ノートを作って記録していたが、こんど皆で情報を共有しようと云う事になった。

 

情報を持ち寄れば学習が進むと考えた事は間違いがなかったが・・・

 

情報を合わせると矛盾だらけになった

休みに集合して型や套路(型の順番)のすり合わせを始めて愕然となった。みんな優秀な人で細かい事も記録しているのだが、合わせてみると矛盾だらけになる。

 

まさに、像の鼻だけを触った人と像の尻尾しか触った事が無い人が、像がどんな動物かを話している様な感じになった。 ^^;

 

写真を撮っている人やビデオ持参の人が加わっても前に進まない。最初は困った顔を突き合わせていたが、ついには皆んな笑い出してしまった。

 

「私達、いったい何をやってたんでしょうね? w」

 

解って無い事が解る ^^;

その結論を得て学習会は中断し雑談会になった。昨日や今日はじめた人の集まりでは無い。一番経験が少ない人でも3年は学んでいる。

 

僕は恥ずかしながら20年以上やっている。その大半はスポーツクラブなどで太極拳を見よう見真似でついてやっていただけだが、全員が何らかの種目で全国大会の出場経験者なのである。段級や指導員、審判の資格も持っている人が多い。

 

何か根本的な事が抜けている気がした。自分達のコンフォート・ゾーン(安心して力を発揮出来る環境)のレベルが低いと云う事にも気づいた。

 

素人向けの盆踊りの演目を幾つか覚えているだけに等しいと云う事に気づくのはなかなか辛いものもあった。結論としては、「何も解っちゃいなかったね」と気付ける事が出来た。

 

スコトーマ(心理的盲点)に気づく

さすがに指導経験が豊富な人も混ざっていると変なプライドでスコトーマ(心理的盲点)に気づかない立場をとる訳にも皆んな行かなかったのだろう。

 

先ず、武術であると云う事。次にその拳式の生い立ちと目的の把握の違いでまったく違うものになる恐ろしさを再認識した事は一番の収穫だった。

 

有名なヨーロッパの先生に習った時に、解説される内容の深さに驚いた事がある。その事について色々な先生と話して気づいた事がある。

 

中国の先生から我々日本人が習う際のスコトーマ(心理的盲点)があった。

 

漢字の解らないヨーロッパ人だから聞けた「本質」

例えば、「気」Qi と云う言葉が出てきた時に最初に発音(Qi)では解らなくても「気」と云う漢字だと知るとそれだけで理解した錯覚に陥ると云う事だ。

 

ヨーロッパの人には、Qi も「気」もまったく解らい。そこで根掘り葉掘り質問する。金髪の素敵な若者が真剣に聞くのだから先生も熱心になる。

 

知る限りの英語を使って解説をされる事になる。その膨大な情報の中に重要なエッセンスが現れる。

 

ヨーロッパの先生が解説される中での Qi 「気」は僕が理解しているものとまったく別ものだったのだ。^^; 直ぐにその先生の本を買って学習を始めると不思議な事が起こったと云うか・・・ 

 

目からウロコが、と云う様な感覚では無くて例えるならば、夜明けにベランダに立っていると日の出が近づいて真っ暗だった景色がスゥ~と見え始める様な感覚だった。

 

武術学習における座学の決定的な欠落

カクして勉強会が発足したのだが、遅れを取り戻す為に座学が中心となる。

 

「理屈はいいから・・・」と長い間、社会は様々な所でスコトーマの存在すら無いかの如く目をそむけて来た事は隠しようが無い。

 

医学的には眼球に盲点がある事が証明されているが、自分の見ている世界に「黒い点」は見えない。ましてや心理的盲点スコトーマに気づかないのは仕方が無い事なのかも知れない。

 

自分を鼓舞する為にカテゴリーを設置

趣味の勉強は楽しいが危機感が薄れやすいのも事実だ。

 

まして、何も解っちゃいなかったと降参した所からのスタートとなる。ブログも始めた事だし折角だから「中国武術勉強中」みたいなカテゴリーを作って自分を鼓舞する支えにしようと思った。

 

人の為になるかどうかは現状では予測もつかないが、同じ様な勉強をしている人達と情報を共有出来れば良いなと願っている。

 

情報の共有による矛盾・低いコンフォート・ゾーンの自覚と云うのは、トラウマに成らない様に良い様に解釈をして自分に植え付けたい。(^_^;) なんせ、塞翁が馬じゃ!

 

 

3Dモデリングしようと言い出した人まで

 

 

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👆 これは、手書きの図では解り憎いから3Dでモデリングをしよう!と、トテツモ無い事を簡単そうに提案した人がいて、無料ソフトのDAZをインストールして僕が作ったものです。初代の勉強会公式モデル「珉珉(みんみん)」です。(^_^;)

 

髪の毛が貧弱なのと服がちょっとエッチな感じなのは無料パーツしか使って無いからで趣味の問題ではありません。スポーツブラ&ショートパンツかこれしか無かったので・・・

 

DAZ関連の事は別途、四苦八苦を書きたい気分です。モデリングなんて自分でやらない人はいとも簡単に言うけど大変ですね ♪ でも、型を文字通り360度どこからでも見れるのは苦労の甲斐があり楽しいです!

 

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これじゃぁ、ちょっとね〜 (^_^;)