[üi]街には賛美歌、レジの電子音までジングルベルになる
師走になると街にクリスマスソング
何気に歩いていても『聖夜』が流れて来て昔を思い出す。
大学に入るまで地元の教会に通っていた。日本キリスト教団のプロテスタントの教会だ。
賛美歌を聞くと清らかな気持ちが蘇る。浄土真宗安芸門徒ルター派だと冗談めかして宗教的な偏見を持たれまいとするのに慣れて宗教心も薄汚れてしまった。
大学時代は日曜礼拝は行かずにクリスマスだけになり、今はクリスマスにも教会には行っていない。
社会に出て、宗教やネットワークビジネスには入って無いと云う事が信用上必要と思い込んでいた節もある。
そんなしがらみで年月を過ごしても街に賛美歌が流れ始めると清らかな想いが蘇る。
聖書を読みイエスの生き様を学び、自分の人生の階段を踏み外さない様にする。そう云うプロテスタントの考え方が宗教と言うよりも人生哲学に感じられていた。